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去年の緊急対応現場です。
堺市の現場にいる時に、得意先様から「賃貸マンションの１室の電気が使えないから早めに行ってやってくれ」と15時過ぎに連絡がありました。
聞けば、新しい住人さんが３日後に入ってくるとか。緊急事態です！

そのまま夕日を背に奈良市のマンションに行くと、すぐむこうには五重塔が。
中学校の修学旅行以来の五重塔を目の前に、後ろ髪をひかれながら現場を目指しました。
外国人観光客もたくさん歩いていて、コインパーキングへの駐車もままならず。

いざ部屋に到着して、まず廊下の電力メーターをチェック。間違いなく電気は来ている。
中に入り、分電盤のブレーカーを上げてどこが悪いのかを見ようと思ったら、
メインブレーカーを上げてもすぐ下がる・・・これのことか！

子ブレーカーを全て切った状態でも同じ症状、すなわちメインブレーカーの故障。
滅多に出くわさないけどそういうこともあると、昔に世話になった電気屋さんに聞いたことを思い出しました。

通常であれば、帰って仕入先の電材屋さんに同タイプの商品を用意してもらって、
ブレーカーだけを交換で良いのですが、
距離はあるし、取り寄せ商品なので得意先様の希望というか、新しい住人さんの引越までに間に合わない・・・

近くの電材屋さんに17時ぎりぎりに駆け込み、
在庫品の分電盤でまるまる交換して、何とか無事に片付いたのでした。